環境への取り組み

環境マネジメントシステム

エコアクション21認証・登録 (2012年6月)

エコアクション21とは?
レポート

持続可能な社会を構築してゆくためには、あらゆる主体が積極的に環境への取り組みを行うことが必要であり、事業者においては製品・サービスを含む全ての事業活動の中に、省エネルギー、省資源、廃棄物削減等の環境配慮を織り込む事が求められています。
エコアクション21ガイドラインは、広範な企業、学校、公共機関等の全ての事業者が環境への取り組みを効果的、効率的に行うことを目的に、環境への目標を持ち、行動し、結果を取りまとめ、評価する環境マネジメントシステムを構築、運用、維持するとともに、社会との環境コミュニケーションを行うための方法として環境省により策定されたものです。
そして、エコアクション21ガイドラインに基づき、環境への取組みを適切に実施し、環境経営の為の仕組みを構築、運用、維持するとともに、環境コミュニケーションを行っている事業者を、認証し登録する制度がエコアクション21の「認証・登録制度」です。
エコアクション21ガイドライン及び認証・登録制度は「事業者の環境への取組みを推進し、もって持続可能な経済社会の実現に貢献すること」を目的としています。

エコアクション21の特徴
  1. 中小企業等でも取組みやすい環境マネジメントシステム

    エコアクション21は事業者の環境への取組みを促進するとともに、効果的・効率的に実施するため、国際標準化機構のISO14001規格を参考としつつ、中小事業者にとっても取り組みやすい環境マネジメントシステムのあり方を規定しています。

  2. 環境マネジメントシステムが構築、運用、維持されているといっても、それだけでは環境への取組みを充分に実施していることにはなりません。エコアクション21は、必ず把握すべき環境負荷の項目として、二酸化炭素排出量、廃棄物排出量、総排水量及び化学物質使用量を規定しています。
    さらに、必ず取組まなければならない行動として、省エネルギー、廃棄物の削減・リサイクル、節水、化学物質使用量の削減(化学物質を取り扱う事業者の場合)、グリーン購入、自らが生産・販売・提供する製品及びサービスに関する取組みを規定しています。
  3. 環境コミュニケーションに取組む
    レポート
    事業者が環境への取組み状況等を公表する環境コミュニケーションは、社会ニーズであるとともに、自らの環境への取組みを推進し、さらには社会からの信頼を得ていくために必要不可欠の要素となっています。
    エコアクション21では、環境活動レポートの作成と公表を必須の要件として規定しています。環境コミュニケーションに対する真摯な姿勢こそが、社会からの信頼を勝ち得るとともに、企業がより発展していくための重要な方法の一つであると言えます。

環境方針